カニ

ここんとこ3日ほどかけて「カニ光線」…ではなく小林多喜二の「蟹工船」を読んでみた。もちろん本は買わない。青空文庫でダウンロードだ。
プロレタリア文学の代表的作品ってことは知っていたけど、あらすじも知らず、ついぞ今まで読むきっかけもなかった。まぁ、でも読んでみると文体は読みやすいし、思想はまぁ、オカスケ師の影響で解るし、割とぐいぐいと読まされた感じでした。

最近、代表作だの名作だの言われてる作品群が何故代表作なのか名作なのか解らないものが多すぎる気がしてならなかった(実感がない)ので、今年は(金を使わず)自分の身でもって第三者の感想としてではなく自分の実感としていろんな作品に触れてみたいと思う。

それにしても自分で本を買わなくても、ここいらへんの時代の作品がタダで読める、しかも自分の手元にテキストデータとしておいておけるとはいい時代になった物です。しかもザウルスで読んでるので不明な字や熟語が出てきてもその場で辞書が引けるのがとてもいい。最高です。

あまりに楽しいのでザウルスの最新型(SL-C3000)買ってもいいかな、とも思い始める始末。SL-C3000だと広辞苑がインストールされているので今よりもっと不明な言葉を引くことができるし、画面もキレイし、HDDも4GBあるし。

[その他]

中学の時の担任から年賀状が届いた。10数年ぶりにもらったコメントを読み上げます。
「早く結婚しなさい。XX(同級生の女性)なんて今度3回目の結婚するそうです」

また極端な比較を…。そういう先生、あなたも結婚せずに50歳目前のハズですが…。