黴菌（ばいきん）

今日、生まれて初めて演劇を観に行きました。渋谷のシアターコクーンで上演されている「黴菌」という演劇です。高校時代には演劇部のツレがいたりしましたが、興行を観に行くのは初めて。
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この劇は、ケラリーノ・サンドロヴィッチという人が脚本・演出をしているのですが、この人は有頂天というバンドをしていたケラさんなのですが、私自身が昔からこの人のファンだったのが観に行ったきっかけです。ただファンだったというだけでは観に行かなかったのでしょうけど、最近ケラさんをTwitterでフォローしていて、毎日のようにつぶやきを見ていると、すごく観に行きたくなってしまい、夜行バスで強行軍して観に行ってしまいました。
行こうと思ったときには前売り券は売り切れており、当日立ち見覚悟での上京でした。朝から並ぼうと思っていったのに開演１時間前からしかチケットが販売されないという罠にもはまりながら、なんとかチケットを購入。３時間半ほどの長時間でしたが楽しく、しかも涙ありの講演で観に行った甲斐がありました。
主役は北村一輝さん（メガシャキの人）になるのかな？最初は嫌味な役所ですが、最後にはこの人が泣かせてくれました。しかしそこまでの物語を紡ぎ上げるのに、生瀬勝久さんや仲村トオルさん、ともさかりえさん、緒川たまきさん、山崎一さん、高橋惠子さんなど誰が主役張ってもおかしくないようなキャストが熱演していました。
結局、この劇を見たほかは東京で何もできなかったのですが、この演劇を見れただけで十分な一日だったと思える日でした。