読書、読書、また読書

まだまだインプットに飢えています。内部にため込むだけじゃいけないんだけど、まだまだ本が読みたい。

なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943)

なぜ日本人は学ばなくなったのか (講談社現代新書 1943)

1ヶ月ほど前に買って置いた本だけど、しばらく積ん読状態でした。やっと気が向いてこの2日ほどで読んだ。
少し違和感を感じるところもあったけど、おおよそ賛同できる内容。ちょっと前に読んだ梅田さんとの対談本をもっと掘り下げた感じかな。読む順番としてはこれで良いと思う。

読書の仕方

「うんうん、そうだなぁ」と意見に賛成しながら読める本って、少し前までは自分自身も著者と同じ意見なんだから、改めてこの本を読む価値ってないよな、と思っていました。「へぇ」と感心できる本は、新たな発見が多くていいものだと思ってました。でも少なくともある種の啓蒙書を読む場合においては「へぇ」と思う本は「身にならない可能性が高い」と言うことに気づいてから、ちょっと考え方を改めつつあります。
啓蒙書で「こういうときはこうすべきだ」などと書かれていることに「へぇ」と感心すると言うことは、実は自分にはそのように対処する素養がなかったということです。本を読んで身につくものならいいですが、どちらかというとそう言うものは身につかないことの方が多いです。
逆に「そうそう」と思えるものは自分自身すでにその考えを内部に持っているということです。意識しているしていないに関わらず、そのような判断を自然としていることが多いのです。
と言うわけで、自分が「そうそう」と思える本も最近は結構買っていたりします。