統計的に言って…

仕事上、統計的なことを扱うことが結構ありますが、世間ではあんまり統計的なこと扱ってないなぁ、と言う気がします。合計と平均値だけが統計じゃないだけどな。
でも統計をやっていると色々目に見えないことが見えてきて面白いです。2つの平均値を比較するときのものの見方が変わったのは大きな収穫です。
あと関係ないかもしれませんが、ちょっと前に分散分析をやったときに「ひょっとして分散分析で使う考え方って離散コサイン変換の考え方と共通点あるんじゃない?」とか気がついて、なんか閃いた感じがして嬉しかったりしたこともありました。数学とパズルとコンピュータが好きでないと面白くないかもしれませんが、シミュレーション屋だったものには楽しい瞬間でした。


ま、こんな話しは置いておくにしても、世の中の人はもう少し統計を学ぶべきだと思いました。同時に判っている人(経済学の人とか政治家の人とか)は、庶民を統計で煙に巻かないで欲しいですね。

実社会の現象を扱うのに統計はなくてはならないんだから、正しく使って行きたいものです。