読書

有島武郎の「カインの末裔」を読んでみた。これも高校の教科書なんかで「名前だけは知ってる」ものだ。
カインの末裔ってーゆーからすっかりキリスト教がらみの話か、もしくは弟殺しの業を背負った人物の話かと思ってたんですが、そうでもないようで、なんでもって「カインの末裔」なのか解りません。
「人間すべからくカインの末裔で、重い業苦を担いながら生きてるんだ」ってことなんでしょうか。そもそもカインとアベルの「カイン」じゃないんでしょうか。

読書時間:電車+家で3日ほどかな。