大往生

チビの最期

今日の午後、うちの猫が死にました。この間から何度か触れてきましたが今日とうとう死んでしまいました。親から電話に着信入っていたので「もしかして」とは思いましたが、現実のこととなってしまいました。
まだ家に帰ってないので、目の当たりにしていないので現実感が今ひとつなところもあるのですが、なんか考えると泣けてきます。おいおい、まだ電車の中だって言うのに…。
職場を出る前に家に電話して聞いてみると、最期は穏やかだったようで少し気が楽になりました。大怪我したり、病気で苦しんで死んだのではないのがなによりです。
お盆前にはだいぶしんどそうにして苦しんでいた日も一日ありましたが、その後は歩けなくなったものの呼吸は割と落ち着いていました。最後は母親が看取ってくれたようですがホントに老衰の大往生だったのではないでしょうか。


でも19年間一緒に暮らしてきた猫なのでね、なんか喪失感を感じます。たかがペットという考えもありますが、少なくとも私はメンタル的にかなり癒されてきたし、支えられてきたと思っています。
さて…

帰ってみると

やはり死んでいました。でも上の写真でも解るようにきれいな顔で寝ていました。いや死んでいました。枕元には大好きだったカニカマと煮干しがおいてあり、なんか切なくなってきました。最後の方は牛乳と栄養ドリンクぐらいしか口にしていなかったので、あの世では好きなものを好きなように食べてくれたら、と思います。


可哀想ですが昨今は近所の空き地に埋めてやるわけにもいかず、かといってペット霊園に入れてやるほどの甲斐性はなく、市の人に頼んで明日には焼いてもらいます。
ここ数日も横で寝てきたのですが、今夜も最後なので同じ部屋で寝てあげます。もう腕枕して寝たり、お腹の上に乗って寝たり、寝てる最中に顔を踏みつけてきたりすることはないのが寂しいです。

秋の空気

なんだか今日は朝から秋の気配がして嫌な気がしていました。私は「終わり」が嫌いです。特に夏の終わりは嫌いです。秋の終わり、つまり秋→冬の時期は寒くはなっていくもののメンタル的には堪えません。冬→春は終わりと言うより新しい始まりのイメージがあるし、春→夏もより命が燃え上がるような感じがして終わりという気はしないのですが、夏→秋はダメです。
気づかぬうちに何かを失ったような、大事にとっておいたものがなくなっていくような、そんな感じのするこの時期が大嫌いです。夜遅くにお祭りや盆踊りが終わりを迎える頃なんて最たるものです。
だから秋の空気は嫌いです。